だいたい1日1食健康法(ダイエット)①
ご訪問ありがとうございます。
今日は私の実践している、一日一食健康法(ダイエット)について紹介したいと思います
昨年(2018年)の1年間、私は一日一食健康法(ダイエット)を実践してたぶん成功したので、報告するための記事を書いていきます
長くなると思いますので、分割して記載していきます
今回は一日一食健康法(ダイエット)を行うための理論からお伝えしたいと思います
まずは今日の結論から・・・
ある程度の摂食制限は寿命を延ばすだろう
ダイエットについては皆さんとても関心のあることだと思います
ダイエットを考えるに当たって、まず最初に考慮するべきなのは、ダイエットが健康に与える影響だと思います
ダイエットは健康的なのでしょうか?
肥満状態は非常に悪影響が多いというのはテレビでも新聞でもネットでもどこでも聞く内容です
臨床研究でも数多くの報告が肥満状態は悪影響であることを報告しています
しかし、ダイエットはどうでしょうか?
下記リンクのように痩せすぎに関して近年は注意されるようになってきました
そのような中、2017年に「赤毛ザルがカロリー制限すると健康や寿命が延びる」とうい論文がNature Communicationsに発表されました
https://www.nature.com/articles/ncomms14063
私が1日1食を志したのはこの報告を見た影響があります
実は、このような、カロリー制限と寿命の関係は1930年代から研究されていたそうです。初めに発見されたのはラット(ネズミの一種だったようです)
その後は他の生物でも同様の報告がされていきました
マウス、ハムスター、犬、魚、ハエ、線虫、ワムシ、ミジンコ、クモ、酵母
かなり原始的な生物まで、カロリー制限と生存期間に影響があるようです
現在は、なぜカロリー制限が寿命を延ばすのか分子レベルの研究が盛んにおこなわれているようです
人間においてカロリー制限は寿命を延ばすのかというメカニズムに関してはまだ明らかになっていませんが、2017年に発表された赤毛ザルを対象にした研究は注目を集めたようです
なぜなら赤毛ザルは最も人間に近い動物だからです
下記論文には次のようなことが書いてあります(わかりやすいように専門用語は修正していあります)
アカゲザルの遺伝子は,人間の遺伝子と 93%同じである.また,解剖学,生理学,神経学,内分泌学,免疫学など医科学的な見地からも,人間とほとんど同じである.アカゲザルの平均寿命は約 27 年,最長寿命は約 40 年と考えられており,発達,成熟,老化過程は,人間とよく似ている.さらに,アカゲザルは,人間と同じような食事パターンや睡眠行動を示す.
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/vsojkn/journal/archive/91/91-9-1.pdf
2017年に発表された赤毛ザルを対象にした研究では下記のような報告がされました
上のグラフはカロリー制限(CR)を行った際のアカゲザルの死亡率を示しています
青のControlは普通食で、赤のCRはカロリー制限食を示しています
UWはウィスコンシン大学マディソン校、NIAはアメリカ国立老化研究所で行った研究結果を示しています
Average onsetはカロリー制限を開始した時期を示しています
縦軸は生き残った割合です
このグラフからわかるのはカロリー制限食を行ったほうが長生きしたということです
また、同論文には下記のようなデータも示されました
(黄色矢印は私が挿入しました)
カロリー制限食によってがん(Cancer)、 インスリン抵抗性(Ins. resistance)、心血管疾患(Cardiovascular disease)、糖尿病(Diabetese)の発生率が減ったことが示されました
人に対する影響は明らかではありませんが、多くの生物でカロリー制限が寿命を延ばす結果となり、人とかなり近い、アカゲザルにおいても同様の結果が分かったのです
このことから私は過剰なカロリー摂取は体に相当にストレスになっているのだろう、また、ある程度低栄養状態においてもヒトは健全に生きられるかもしれないということを思いました
程度が難しいのだろうと思いますが・・
話が飛躍しますが、現代人はたぶん食べすぎているのもしれません
食べ過ぎて、病気になって、国費をつぎ込んで治療しているような気もします
では、適正はカロリーとはいったいどれ位なんだろう?という疑問が生まれます
栄養学はどんどん進んでいますが、個人的に疑問に思うことも多々あります
最近の研究において、適正なカロリーはなんだろうと疑問に思うような結果がありました
食事とそれを利用する体の不思議と思える研究結果とともに今後の記事を書いていこうと思います
setuyakusetuyaku.hatenablog.com
本日はここまで読んでいただいてありがとうございました