だいたい1日1食健康法(ダイエット)④ 1日1食、食べるなら朝食を
本日はご訪問ありがとうございます
わたしのテーマは一日一食健康法(ダイエット)で、余分なエネルギー摂取を控え、時間やコストを削減し、活動的な人生を行うことを目的としています
前回の記事までで、食事制限は寿命を延ばす可能性があること(1)、無駄なカロリー摂取をすると体が無駄にカロリーを消費している可能性(2)と食事回数を減らすことは体重減少につながる(3)記事を書きました
また、(3)においては朝食をスキップしている方は、そうでない方に比べて、体重が多いと報告されていることも書きました
朝食は人にとってとても重要な役割なようです
そこで、今回は朝食をスキップする影響について調べてみたところ、様々な報告がありましたので、記事を書きたいと思います
結論
朝食はスキップしない方がいい
目次
私は1日1食を初めて1年半です
その間に、大きな体調変化を感じました
体重が減少し、皮膚異常が改善し、ひざの痛みが改善し、空腹で焦ることがなくなり、自分の時間が増え、食費が減少し、睡眠が深くなり、分泌する皮膚の脂分が減り・・
数えきれないくらい大きな恩恵を受けていることを感じています
食事と体調にはとても密接な関係があることを実感しています
私の疑問は意外と消費カロリーは少なくても十分な生活ができるのではないか?ということと食事の回数は毎日3回摂取しなくても健康に、寿命を全うできるのではないかということです
食事の回数に関しては今後の記事で書いていこうと思っていますが、まず今回は朝食の重要性について書いていきます
調べてみると朝食をスキップすることは体重増加や病気の発症を促すことが下記記事のように報告されています
通常様々な報告に目を通すと逆の結果(つまり、朝食抜きでも大丈夫みたいな)の報告を見つけるのですが、今回はなかったように思います、それくらいブレのない、重要な事実なのだと私は考えています
そいうわけで、今回は淡々と朝食スキップは良くないという結果を並べていきます
朝食スキップと体重
19の研究を解析した結果では朝食抜きと体重増加・肥満は正の関連があり、多くの人が朝食を食べることが推奨される(2011年、対象93,108人、アジア太平洋地域)
引用元:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0091743511003367
アジア太平洋地域の説明wiki:アジア太平洋 - Wikipedia
朝食時に1日総カロリーのたくさんの割合を食べると、体重増加が低くなる(2007年、対象6764人、イギリス)
引用元:https://academic.oup.com/aje/article/167/2/188/127985
成人(18歳から30歳)の中で、毎日の朝食を食べる人は、稀に朝食を食べる人よりも体重が1.9kg少ない(2013年、対象3,598人、イギリスとアメリカ)
引用元:http://care.diabetesjournals.org/content/36/10/3100.full-text.pdf
朝食を摂取しなかった男性と比較して、朝食を摂取した男性は、体重が5 kg増加するリスクが23%低下した(2007年、対象20,064人、アメリカ)
引用元:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1038/oby.2007.292
朝食スキップと病気
朝食を食べた男性よりも、朝食をスキップした男性の方が、2型糖尿病のリスクが50%高くなった(2012年、対象51,529人、アメリカ)
引用元:https://academic.oup.com/ajcn/article/95/5/1182/4576848
看護師の女性で、週に1回でも朝食をスキップすると、2型糖尿病発症リスクが28%高くなった(2013年、対象46,289人、アメリカ)
引用元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3712552/
以上いくつか紹介させていただきましたが、朝食スキップは体重増加や二型糖尿病の発症に関係がありそうなことがわかったと思います
上記の報告はいずれも海外の結果でした
海外のデータだと、食生活や遺伝子的背景が異なるので、参考にできない場合もあります
そこで下記に日本人の情報を載せますので参考にしてください
日本人における朝食スキップの影響
中年(35-66歳)の日本人労働者を対象とした前向き研究では、2日 / 週以上の朝食をスキップした参加者の糖尿病リスクは73%高かった(2015年、対象4,631人、日本)
引用元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4411234/
上記のアメリカ看護師を対象にした試験では週1回でも朝食をスキップすると糖尿病の発症に影響があるような結果がありましたが、日本人においては同様の結果にならなかったようです
朝食摂取の頻度が、脳心血管病合計、脳卒中合計、および脳出血のリスクと反比例することが示された(2016年、対象82,772人、日本)
結論
朝食はスキップしない方がいい
上記の様々な研究結果から私は朝食はスキップしないほうがよいと思います
1日1食生活ではできるだけ、朝食でエネルギー摂取を行うことを推奨します
どれ位、何を摂取したらよいかはまだ明らかではないと思いますので、自己判断となりますが、月並みな表現ではありますが、バランスよく摂取するのが良いと思います
今後は摂食の回数が本当に1日3回が正しいのか?について書いていきたいと思います
ここまで読んでいただきましてありがとうございました
(1)だいたい1日1食健康法(ダイエット)① - 節約実践日記
(2)だいたい1日1食健康法(ダイエット)② 消費カロリーの不思議 - 節約実践日記