一坪菜園でじゃがいもを収穫しました
ご訪問ありがとうございます
私の家では節約と教育のために一坪菜園に挑戦しています
一坪菜園は3-4年やっています、ある程度上手くいき始めましたので、同じように菜園をチャレンジしている方やこれから始める方の参考になる情報を発信したいと思いまして、綴っていきたいと思います
まずは結論から・・・
一坪菜園のじゃがいもはおいしい!
節約効果は5000円位
目次
- スケジュール
- 畑の準備
- 連作障害への対応
- じゃがいもの購入
- 芽出し
- 植付
- マルチの素材
- 発芽の確認
- 霜に注意
- 間引き(芽かき)
- 追肥
- 64日目あたり
- 収穫(82日目)
- 結果(メークイン)
- 費用
- 節約効果
- 結論
スケジュール
2019/2/1 畑の準備およびジャガイモ購入と芽出し
2019/2/24 植え付け
2019/5/17-28 収穫
期間 116日
畑の準備
①完全発酵牛糞たい肥 20L
②化成肥料 200g(100g/m2)
これらを畑にばらまいて、スコップで耕します
そしてマルチをしておきます
植え付けの1週間前にやった方がいいと書籍等には書いてありますが、2月の寒い時期にジャガイモを植えるため、ジャガイモから根が出るまで時間がかかると思われ、今年は畑の準備と同時に植え付けを行いました
<私なりのポイント>
マルチ・・・土寄せなし、雑草の管理なし、水やりの手間なしということで毎年やってます
苦土石灰・・・じゃがいもはアルカリ性よりも酸性土が好むとのことなので苦土石灰施行はしません
連作障害への対応
じゃがいもは連作障害がおこる野菜のようです
そのため、1月に天地返しを行っています
私の畑では毎年じゃがいもを栽培していますが、連作障害は発生していません
<私なりのポイント>
一坪菜園という狭小エリアでの栽培なのですが、毎年天地返しをやっています
その影響かいまところ顕著な連作障害は発生していません
天地返しは毎年栽培する作物がない12月、1月に実施しています
じゃがいもの購入
購入時期がとても大切です!
(地域によって時期が異なります)
じゃがいもは梅雨入り前に収穫する必要があります
植え付けから収穫までが100日です
芽出しに1-2週間かかります
それを逆算すると、2月の初旬にはじゃがいもを購入する必要があります
経過の概要は次の項目で書きます
購入は近所のホームセンターで可能です
16個/1坪となるように購入しました
1kgで大体12個入ってました
今年は全部2kg購入しました
<私なりのポイント>
芽出しに時間がかかるので、早めに購入して光に当てておく
芽出し
購入後2週間位冷蔵庫の上にビニールに入れて置いておきました
理由は下記2つのためです
①暖かい
②リビングの光がいつも届いている
これ位芽出ししておきます
メークインは切断せずにそのまま植え付けました
(メークインの切断部位が判断できなかったため)
植付
植付は大体30cm間隔で実施しています
植付用のじゃがいもすべてを土の上にのせてバランスを見ます
(写真はメークインです)
大体均一になったら10-15cmの深さで埋めます
<私なりのポイント>
ネット等で植え付け間隔を調べるとうね幅は70~80cm、植え付けの間隔は約30cmと記載ががありますが、一坪菜園なのですべて等間隔でやっています
あまり込み入った栽培をすると収穫率が低くなるためうね幅70-80cmとしているものと思います
たぶん農家さんだと土地が広いのでまーすぐに長い菜園を計画されるのだと思うのですが、私は一坪菜園なので、日当たりに関しては全く同じに当てはまらないと考えました
下図のように、私の一坪菜園は真四角です
隣に隣接している作物がないとすると、赤の部分には十分に太陽が届くと思います
青の部分は若干太陽の光が当たりにくくなる可能性がありますが、青の部分もちゃんと毎年収穫できているので(定量はしていない)、私の30cm間隔栽培では負の影響がでていないと判断しています
マルチの素材
過去の記事にも書きましたが、私の愛用は100円均一のマルチシートです
もしかしたら、ちょっと割高かもしれませんが、大量に使用しないので、保存場所等を考え、最近いつもこれを使っています
マルチ後は下図のようになりました
1坪菜園なので畝なしです
(そのかわり四方に側溝があります、詳しくは下記リンクを参照下さい)
発芽の確認
3月14日でした
(植付けから18日)
上の図のようにマルチの下から突き上げるような物体が確認できました
待ってましたよー♪
↑マルチを手で引きちぎってオープンしてあげると、かわいいじゃがいもの芽が出ています
↑3/24の写真です僅か10日でこんなにもしっかりとした葉に成長します
霜に注意
3月や4月は霜が降りる時期です
油断していると霜で葉が枯れてしまいます
今年はうっかりして何株か霜の被害に遭ってしましました
あわてて 不織布(寒冷紗)をべたがけし、最低気温が5度以下になる日を見過ごさないようにしました(下図、木は重しです)
間引き(芽かき)
芽が伸びて草丈20cmくらいになった頃に、元気のいい2-3本を残す作業をします
<私なりのポイント>
明らかに離れた場所から芽が出ていて元気がない芽は摘みますが、それ以外は摘んでいいのか判断がつきません
そのため、上記以外は放置しています
たぶん、これを適切に行うとじゃがいもの大きさが大きくなり、小粒が減るのだと思われます
私は収穫した小粒じゃがいものは小粒でおいしくいただくので、細かいことは気にせずにやっています
追肥
間引きの際に追肥をします
マルチをめくって、化成肥料を2株で一握り位の量でばら撒きます
マルチをめくると、じゃがいもの根がしっかり土の中にネットワークを作っていて、しっかり育っていることに感動します
<私なりのポイント>
マルチをしておくと土寄せをしなくていいので楽です
乾燥の心配もなく
雑草の心配もなく、マルチは便利です
マルチをせず、さらに、土寄せもしないとじゃがいもに日光があたり、日光に当たった面が緑色のじゃがいもができあがります(硬い)
64日目あたり
2019/4/29の写真です
植付けしてから64日目です
あと5週間ほどで収穫時期を迎えます
もりもり育っています
真ん中の辺りの株も周辺の株と遜色なく成長している模様です
<私なりのポイント>
このころ28星テントウムシがたくさん葉っぱに集まります
害虫の分類のようです
卵を産み付けるとすごい色の幼虫(画像などはあえて貼りません、大豆程度サイズで真黄色に黒いとげとげのやつです)が発生するので、見つけたら早めに処理したほうがよいと思われます
卵も見つけたら葉っぱごと処分したほうが良いと思います
収穫(82日目)
収穫は植付け後100日当たりの
晴れた日にやります
今回はちょっと早いのですが、私の休日と晴れの日が重なったために試し収穫することにしました
一坪菜園の6株/16株(38%)を収穫してみることにしました
収穫したじゃがいもは土をつけたまま冷暗所で保存します
濡らしたまま放置するとすごい悪臭が発生します
乾燥した状態で保存するのが良いです
<私なりのポイント>
子供と一緒にやります
近所の子供も呼んで楽しく作業します
結果(メークイン)
5-6 cmくらいのサイズがたくさん収穫できました
若干収穫時期が早かったです
並べてみるとこんな感じです
これの約3倍くらいまだ畑に残っている感じです
重量は 7.7 kgでした
(体重計で測定したので若干怪しい値です)
1坪分だと20kgくらいになる???
断面はこんな感じです
皮も薄くて
味はじゃがいもの風味200%です
皮つきで調理しています
残りの収穫量に関しては記録があいまいだったので、割愛します、すいません
費用
牛糞たい肥 537円
種じゃがいもメークイン 289円
化成肥料 100円位(1400円/5kg)
合計 926 円
節約効果
今回の収穫(メイクイーンのみ)がおおよそ20kgとすると
メイクイーンの販売相場は 10 kgで2800円
すなわち ①20kg/5600円
相場の価格は下記サイトを参考にしました
じゃがいもの値段の相場は?栄養を考えると工夫して食べたい | 食材Layout
②実費926円
差額①-②
①5600円-②926円 = 4674円
節約効果は 4674円
おいしいのでお値段以上です!
結論
一坪菜園のじゃがいもはおいしい!
節約効果は5000円位
長い内容で失礼いたしました
参考になる方がいれば幸いです
本日はここまで読んでいただきましてありがとうございました